2012年4月28日土曜日

Web サーバーから Office XP をインストールする


Office XP リソース キット /導入 /特殊な導入シナリオ

ソフトウェアとデータの保存や配布のために、イントラネットを使用する場合もあります。ユーザーは、Web ブラウザを使用して必要なネットワーク リソースに接続します。そのようなネットワーク環境では、インストール元の URL パスを使って Web サーバーから Office XP をインストールできます。使用できるプロトコルは、HTTP、HTTPS、および FTP です。

URL をソースとして Office をインストールする手順は、ファイル サーバーからインストールする手順と基本的に同じです。Web サーバー上に管理者用インストール ポイントを作成し、同じ導入ツールを使って Office をカスタマイズすれば、ユーザーが Web ページ上のリンクをクリックしたときにセットアップ プログラムが実行されます。管理者用インストール ポイントは、必要に応じて任意の数のバックアップ ファイル サーバーまたは Web サーバーにコピーできます。

クライアント コンピュータで Windows 98 または Windows NT 4.0 が実行されている場合、セットアップ プログラムによって自動的にシステム ファイルがチェックされ、必要に応じて Web サーバーからシステム ファイル アップデート (Internet Explorer 5 を含む) がインストールされます。ローカルにインストールするだけでなく、Windows インストーラによってソースの URL から Office 機能のアドバタイズ、オンデマンド インストール、および修復を実行することも可能です。

Web サーバーからインストールする場合の動作

インストールが URL から実行されていることをセットアップ プログラムが検出するのは、次のような場合です。


YMは私のラップトップ上で実行されている入手方法

ユーザーが Web サーバーから Office アプリケーションを実行することはできません。そのため、URL をソースとして Office XP をインストールすると、すべての機能について [ネットワークから実行] オプションを無効にするトランスフォーム (Webtrans.mst) がセットアップ プログラムによって自動的に適用されます (このトランスフォームは、Office MSI ファイル内に組み込まれています)。

独自のトランスフォームを適用して Office をカスタマイズすることも可能です。しかし、カスタム トランスフォームはファイル サーバー上に保存し、UNC パスで参照する必要があります。Web サーバーから直接トランスフォームを適用することはできません。

ファイル サーバーからインストールする場合と同じように、Web サーバーからインストールする場合も、システム ファイル アップデート パッケージはローカル コンピュータにインストールされます。しかし、それに含まれる Internet Explorer のインストールについては別の方法で処理されます。Internet Explorer のセットアップ プログラムでは、必要なすべてのキャビネット (CAB) ファイルがローカル コンピュータにダウンロードされ、< ルート >:¥WindowsUpdateTempFiles フォルダに一時的に保存されます。インストール後に、それらのファイルは削除されます。

ヒント   Internet Explorer のセットアップファイルは、非常に大きなファイルです。ユーザーのコンピュータで既定ドライブの空き領域が限られている場合は、 IEDownloadDirプロパティによって別のフォルダを指定できます。


XP上で動作するようにサイドワインダーを取得する方法

同じように、セットアップ設定ファイル (Setup.ini) と、旧バージョンを削除するために使用される OPC ファイルは、ユーザーのコンピュータの Temporary Internet Files フォルダに一時的にダウンロードされ、インストール完了時に削除されます。管理者用インストール ポイントのカスタマイズ中に Setup.ini をデバッグまたは修正する場合は、コンピュータ上の Temporary Internet Files フォルダから Setup.ini の旧バージョンをすべて削除してください。

Web サーバーから Office をインストールする際に [ネットワークから実行] オプションを無効にする Web トランスフォームが MSI ファイルに含まれている場合、管理者用インストールポイント (または別のソース URL) にある他の Office 製品を Office インストールに連鎖させることもできます。たとえば、Office Multilingual User Interface Packs や Office Proofing Tools を Web サーバーからインストールできます。ただし、メディア コンテンツや Microsoft Project などのパッケージを連鎖させるには、ソースがファイル サーバー上になければなりません。

制限と例外

URL をソースとして Office XP をインストールするための要件は、次のとおりです。

管理者用インストール ポイントを作成し、Office XP をカスタマイズする場合


Vistaでどのように管理者としてコマンドプロンプトを実行するために取得する
  • ソース URL のパスにピリオド (.) を含めることはできません。
  • Windows インストーラ 1.1 では、URL をソースとしてインストールする場合に長い形式のファイル名がサポートされません。管理者用インストール ポイントを作成する際、既定ではSHORTFILENAMESプロパティが 1に設定されています。
  • Setup.ini をカスタマイズする場合、パス、フォルダ名、ファイル名をすべて大文字で入力する必要があります。

    管理者用イメージを UNIX サーバーにコピーする場合は、パス名やファイル名が小文字に変換されることがあるため、大文字だけを使用するように UNIX サーバーを再設定する必要があります。
     

  • トランスフォームの指定には、URL パスを使用できません。その場合は、ファイル サーバー上の場所を示す UNC パスを使用してください。URL パスを使うと、トランスフォームは適用されません。
  • トランスフォームをコマンドラインで指定した場合は、Office XP のプライマリパッケージ (Proplus.msi や Word.msi など) にしか適用されません。たとえば、次のように指定します。

    Setup.exe/webinstall
    :webtrans.mst
     

  • システム ファイル アップデートに別個のトランスフォームを適用するには、Webtrans.mst をパスに含める必要があります。たとえば、次のように指定します。

    [SystemPackOptions]
    TRANSFORMS=¥¥server¥share¥custom.mst; :webtrans.mst

ユーザーがソース URL からセットアップを実行する場合


  • Internet Explorer 4.0 以降を実行しているユーザーは、Setup.exe へのリンクをクリックし、Setup.exe を直接実行する必要があります。

    Internet Explorer 3.0 以降でも、URL をソースとする Office XP のインストールを開始できます。しかし、その前に Internet Explorer 5.01 Service Pack 1 以降にアップグレードしておけば、インストール プロセスがさらに効率的になります。セキュリティで保護された Web サイトからインストールする場合は、ユーザーに Internet Explorer 5 以降が必要です。
     

  • ユーザーが Setup.exe をローカルコンピュータにダウンロードする場合、Office XP のインストールを開始するために使用するコマンド ラインは次のとおりです。

    Setup.exe/webinstall http:/Web site/folder/root
    of Office XP MSI file
     

  • HTTPS サイトから Office をインストールする場合は、Setup.exe をユーザーのコンピュータにダウンロードし、その Setup.exe をコマンド ラインから実行する必要があります。たとえば、次のように指定します。

    Setup.exe/webinstall
    "https://Domain%5Cusername:passwor"https://username:passwor とトランスフォームが使用されることになります。インストール完了後にインターネット一時ファイルを削除するには、システム ポリシーを設定します。

関連情報

サーバー上に管理者用イメージを作成する方法の詳細については、「管理者用インストールポイントの作成」を参照してください。

システムファイルアップデートの詳細については、「セットアップの概要」を参照してください。

カスタムコマンドライン、Setup.ini の変更、カスタムトランスフォームなど、Office の設定方法の詳細については、「Office XP インストールのカスタマイズ」を参照してください。



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