はじめてのデータベースサーバ
Microsoft® Windows® Server 2003により新たなエディションが誕生しました。
Microsoft Small Business Server 2003 Premium Edition は、Windows Small Business Server 2003 Standard Edition が持つすべての機能に加え、 Microsoft SQL Server 2000、Microsoft Internet Security and Accelerations (ISA) Server 2000 および Microsoft FrontPage 2003 が含まれています。 これからデータベースサーバを導入する方やMicrosoft Access からの移行をお考えの方に最適なサーバパッケージです。
データベースサーバを導入すると
データベースサーバを導入し、データをサーバで一元管理することで、以下メリットがあります。
Microsft Access を例に比較してみましょう。
1.処理速度の向上
Access をサーバ/クライアントシステムで利用する場合、処理としはファイル共有でネットワークとクライアントに負荷が掛かります。 例えば、5000件のデータから1件のみを抽出する場合でも、この5000件のデータをクライアントに全て送信し、クライアント側でデータ抽出を行うため、パフォーマンスが低下します。 SQL Server ならクライアントからの要求に対し、SQL Server 側で処理を行い結果のみを返します。5000件のデータがネットワークに流れることはありません。
2.データベースの統一化
Access には、1ファイルあたりの容量制限(2GB) があり、データ量が大きくなると分割する必要があります。分散したデータベースファイルは管理が大変です。
SQL Server 2000 なら、1DBあたりの容量制限がなく、肥大したデータも一元管理することができます。
3.データの整合性
Accessは同時実行制御機能がないので、複数人で利用する場合データの競合が発生します。SQL Server 2000 は、他の人が編集している場合、そのレコードをロックし、データの競合を防ぎます。
4.バックアップ機能の充実
Accessの場合のバックアップは、単にmdbファイルのコピーするだけです。また、mdbファイルが破損した場合は、復旧は困難で、データがいつ無くなってもおかしくない状況にあります。 SQL Server 2000 では、使用中のDBのオンラインバックアップやトランザクションログからの復旧が可能で、様々なバックアップ(フルバックアップ、差分バックアップ、ログバックアップ)を提供しております。
5.セキュリティ強化
Accessでは、通常のOSセキュリティ機能であるAccess Control List(ACL)を利用するため、ファイル単位でしかアクセス制御できません。 そのため、mdbファイルをノートブックにコピーし、持ち帰ることもできます。SQL Server 2000 なら、サーバへのアクセス、データベース、レコード、オブジェクト単位までアクセス制御が可能です。
ブロードバンドではじめる、はじめてのWindowsサーバ
Microsoft® Windows® Small Business Server 2003 Standard Edition は、Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition とほとんど同じ機能を提供しつつ「はじめてのWindowsサーバ」の役割をになうため、戦略的に安価な価格で提供しています。
デルPowerEdge SCシリーズは標準でネットワークコントローラを装備。高速なブロードバンド接続環境に対応しています。高速なブロードバンドネットワークと組みあわせることで「はじめてのWindowsサーバ」環境を強力にバックアップしています。