2012年6月4日月曜日

Microsoft® Windows® Small Business Server ソリューション


はじめてのデータベースサーバ

Microsoft® Windows® Server 2003により新たなエディションが誕生しました。

Microsoft Small Business Server 2003 Premium Edition は、Windows Small Business Server 2003 Standard Edition が持つすべての機能に加え、 Microsoft SQL Server 2000、Microsoft Internet Security and Accelerations (ISA) Server 2000 および Microsoft FrontPage 2003 が含まれています。 これからデータベースサーバを導入する方やMicrosoft Access からの移行をお考えの方に最適なサーバパッケージです。

データベースサーバを導入すると

データベースサーバを導入し、データをサーバで一元管理することで、以下メリットがあります。

Microsft Access を例に比較してみましょう。

1.処理速度の向上

Access をサーバ/クライアントシステムで利用する場合、処理としはファイル共有でネットワークとクライアントに負荷が掛かります。 例えば、5000件のデータから1件のみを抽出する場合でも、この5000件のデータをクライアントに全て送信し、クライアント側でデータ抽出を行うため、パフォーマンスが低下します。 SQL Server ならクライアントからの要求に対し、SQL Server 側で処理を行い結果のみを返します。5000件のデータがネットワークに流れることはありません。

 

2.データベースの統一化

Access には、1ファイルあたりの容量制限(2GB) があり、データ量が大きくなると分割する必要があります。分散したデータベースファイルは管理が大変です。

SQL Server 2000 なら、1DBあたりの容量制限がなく、肥大したデータも一元管理することができます。

 

3.データの整合性

Accessは同時実行制御機能がないので、複数人で利用する場合データの競合が発生します。SQL Server 2000 は、他の人が編集している場合、そのレコードをロックし、データの競合を防ぎます。

 

4.バックアップ機能の充実

Accessの場合のバックアップは、単にmdbファイルのコピーするだけです。また、mdbファイルが破損した場合は、復旧は困難で、データがいつ無くなってもおかしくない状況にあります。 SQL Server 2000 では、使用中のDBのオンラインバックアップやトランザクションログからの復旧が可能で、様々なバックアップ(フルバックアップ、差分バックアップ、ログバックアップ)を提供しております。

 

5.セキュリティ強化

Accessでは、通常のOSセキュリティ機能であるAccess Control List(ACL)を利用するため、ファイル単位でしかアクセス制御できません。 そのため、mdbファイルをノートブックにコピーし、持ち帰ることもできます。SQL Server 2000 なら、サーバへのアクセス、データベース、レコード、オブジェクト単位までアクセス制御が可能です。

 

 

ブロードバンドではじめる、はじめてのWindowsサーバ

Microsoft® Windows®  Small Business Server 2003 Standard Edition は、Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition とほとんど同じ機能を提供しつつ「はじめてのWindowsサーバ」の役割をになうため、戦略的に安価な価格で提供しています。

デルPowerEdge SCシリーズは標準でネットワークコントローラを装備。高速なブロードバンド接続環境に対応しています。高速なブロードバンドネットワークと組みあわせることで「はじめてのWindowsサーバ」環境を強力にバックアップしています。

ブロードバンドにすると

2012年6月3日日曜日

ActiveXコントロール


 ActiveXコントロールを ちょっとだけ理解しておこう!  とっても重要です。

Microsoft 社が開発したソフトウェアの技術の内の1つです。とても便利な機能の1つですが・・・
ActiveX コントロールは、インターネットなどを通じて Web サーバからダウンロードできます。
現在 Web ブラウザの1つである Internet Explorer に機能を追加するという形で使用されています。

Microsoft 社を含め、他の会社が 様々な ActiveX コントロールを公開し配布しています。
たとえば、Web ページ上で音声や動画を再生するための ActiveX コントロールや、
サーバとクライアントの間で対話的に情報をやりとりすることができる ActiveX コントロールなどがあります。

特徴として、Java アプレットよりも動作が速く、Windows が用意している機能のほとんどを使うことができるという利点がある反面
Java アプレットよりもセキュリティ性が低く、悪意のある ActiveX コントロールによって
ウイルスを仕込まれたり、コンピュータが乗っ取られたり破壊される危険性がある事を理解しておいてください。

ActiveX コントロールは、その性質上、パソコンの中にあるファイルを広い範囲で操作することができるため、
こうした機能を悪用した ActiveX コントロールを一度パソコンにインストールしてしまうと、
パソコン内で不正プログラムを作動させ、様々な活動を起こすことも可能になってしまうという事です。

悪意のあるホームページにアクセスした際にも ActiveXコントロールをインストールさせるための
メッセージが表示されることがあります。
この場合、その ActiveX コントロールは不正なプログラムである場合が多く、インストールしてしまうと、
不正プログラムの実行や不正アクセスなどの被害を受ける可能性があります。

上記の事を理解しておいてください。言い方を変えれば、危険なプログラムでもあります。
以下にある程度の、症状と解決法を書きますが、自己責任において実行してくださいね。

参考  Java についてのページ 

 Windows XP Service Pack 2 をインストールしている Windows XP Home Edition のエラー

Internet Explorerで・・・

「セキュリティの設定によりWebサイトによる、このコンピュータにインストールされているActiveXコントロールの実行は許可されません。
そのためページは正確に表示されない可能性があります。オプションを表示するには、ここをクリックしてください。」

と、表示されクリックしてインストールしても・・・

「セキュリティの設定により、Webサイトによる、このコンピュータにインストールされているActiveXコントロールの実行は許可されません」

2012年6月1日金曜日

Windows XPユーザーのための Windows7: Windows Update時の更新プログラムを自動的にインストールしないようにする


[ズームアップ対応済み]

今回は、Windows Update時の更新プログラムを自動的に更新(インストール)しないようにする設定方法を紹介したいと思います。

・・っとその前にWindows Updateって何?という人のために、下記をMicrosoftのホームページから引用します。

Windows Update とは
Windows Update とは、お客様が使用されているコンピュータの状態を診断して Windows を自動的に更新し、システムを最新の状態に保つためのオンラインサポート機能です。

Windows Update を実行すると、製品の発売以降に見つかった問題の修正や、新しく追加された機能を自動的にダウンロードして更新します。
こまめに Windows Update を行うことで、Windows を最新の状態に保ち、ウイルスが忍び込むセキュリティホールをなくしたり、悪質な攻撃に負けない頑丈な環境を構築するなど、セキュリティを強化することができます。

2012年5月30日水曜日

PC-ZERO NLite -サービスパック・アップデート・ドライバの統合-


あらかじめサービスパックやアップデートを統合したインストールディスクを作成することで、Windowsインストール後のアップデートの手間を省くことができます。

Service Packの統合
アップデートの統合
ドライバの統合
Service Packの統合

Windowsのサービスパックを統合します。

  1. サービスパックをダウンロード
  2. Microsoftダウンロードセンターからサービスパック本体を入手します。(ファイルサイズが大きいので少々時間がかかるかもしれません)
    SP3をインストールするにはSP1か2がインストールされている必要があるのですが、nLiteでSP3を統合する際にはSP1,2は必要ないようです。
    推奨はSP3ですが、まだ不安があるならSP2でもいいでしょう。
    Windows XP Service Pack 1
    Windows XP Service Pack 2
    Windows XP Service Pack 3
  3. nLiteで統合
  4. ダウンロードしたサービスパックをインストールディスクに統合します。
    「選択」ボタンを押し、先ほどダウンロードしたSPのexeファイルを指定します。

    「サービスパック」画面で選択ボタンを押します。


    サービスパックのファイルを指定すれば、後は自動的に統合が始まります。
    下のようなダイアログが出れば統合は完了です。

    サービスパックの統合が完了しました。

2012年5月19日土曜日

メールサーバの設定(postfix・dovecot):tech.ckme.co.jp


メールサーバの設定(postfix・dovecot):tech.ckme.co.jp

目次 >> メール

ここでは、postfixとdovecotを使用して、Unixユーザーアカウントを利用したメールサーバを構築する方法を示す。この方法では、バーチャルドメインを使用していない場合、もっとも一般的な方法である。

バーチャルドメインを利用している場合、違うドメイン名で、同じユーザー名が使えないなどいろいろと不便なことが多いので、その場合は、バーチャルメールボックスを使用する。バーチャルメールボックスを使用した設定についてはここを参照のこと。

なお、DNSで、MXレコードが設定されていない場合は、たいていの場合Aレコードを利用してメールが送られるが、サーバによってはMXレコードが設定されていないと、送らない場合があるので(例えばsendmailでAレコードを使わないに設定した場合など)、必ずMXレコードは設定しておくこと。DNSの設定に関してはこちらのページを参照。

セキュリティについて

POP3に関しては、TLSを、SMTPに関しては、TLS+SMTP Authを利用するのがもっとも望ましい。この場合、APOPは不要である。しかしながら、TLSが未だ使えない環境の場合も多い。その場合は、POP3はAPOPをSMTPはSMTP Authで運用するようにする。SMTP Authが使えないというような場合は、POP before SMTPを使うことになるが、できるだけ避けるべきである。

インストール

postfixおよび、dovecotはFedoraの標準のSMTP、POP3、IMAPサーバである。yumから簡単にインストールすることができる。また、openSUSE 10.0の場合、postfixは標準であるが、dovecotは標準では入っていないので、yastを使ってインストールする。ubuntuの場合も、apt-getで簡単にインストールできる。

以下はFC5におけるyumでのインストール例である。

postfixのインストール

# yum install postfix
Loading "installonlyn" plugin
Setting up Install Process
Setting up repositories
core [1/3]
updates [2/3]
extras [3/3]
Reading repository metadata in from local files
Parsing package install arguments
Resolving Dependencies
--> Populating transaction set with selected packages. Please wait.
---> Downloading header for postfix to pack into transaction set.
postfix-2.2.8-1.2.x86_64. 100% |=========================| 44 kB 00:06
---> Package postfix.x86_64 2:2.2.8-1.2 set to be updated
--> Running transaction check

Dependencies Resolved

=============================================================================
Package Arch Version Repository Size
=============================================================================
Installing:
postfix x86_64 2:2.2.8-1.2 core 3.5 M

Transaction Summary
=============================================================================
Install 1 Package(s)
Update 0 Package(s)
Remove 0 Package(s)
Total download size: 3.5 M
Is this ok [y/N]: y
Downloading Packages:
(1/1): postfix-2.2.8-1.2. 100% |=========================| 3.5 MB 06:41
Running Transaction Test
Finished Transaction Test
Transaction Test Succeeded
Running Transaction
Installing: postfix ######################### [1/1]

Installed: postfix.x86_64 2:2.2.8-1.2
Complete!

dovecotのインストール

# yum install dovecot
Loading "installonlyn" plugin
Setting up Install Process
Setting up repositories
core [1/3]
core 100% |=========================| 1.1 kB 00:00
updates [2/3]
updates 100% |=========================| 951 B 00:00
extras [3/3]
extras 100% |=========================| 1.1 kB 00:00
Reading repository metadata in from local files
primary.xml.gz 100% |=========================| 765 kB 00:00
extras : ################################################## 2163/2163
Added 34 new packages, deleted 246 old in 1.99 seconds
Parsing package install arguments
Resolving Dependencies
--> Populating transaction set with selected packages. Please wait.
---> Downloading header for dovecot to pack into transaction set.
dovecot-1.0-0.beta2.7.x86 100% |=========================| 24 kB 00:00
---> Package dovecot.x86_64 0:1.0-0.beta2.7 set to be updated
--> Running transaction check

Dependencies Resolved

=============================================================================
Package Arch Version Repository Size
=============================================================================
Installing:
dovecot x86_64 1.0-0.beta2.7 core 1.1 M

Transaction Summary
=============================================================================
Install 1 Package(s)
Update 0 Package(s)
Remove 0 Package(s)
Total download size: 1.1 M
Is this ok [y/N]: y
Downloading Packages:
(1/1): dovecot-1.0-0.beta 100% |=========================| 1.1 MB 00:00
Running Transaction Test
Finished Transaction Test
Transaction Test Succeeded
Running Transaction
Installing: dovecot ######################### [1/1]

Installed: dovecot.x86_64 0:1.0-0.beta2.7
Complete!

2012年5月18日金曜日

KNOPPIX実験室 FAT32インストール


KNOPPIX実験室 FAT32インストール

KNOPPIX実験室


もうひとつのHDインストール

FAT32インストール

(KNOPPIX 3.4以降の場合)

KNOPPIXをHDからブートできるようにする手段というと、knx-hdinstallを実行する方法、いわゆるHDインストールが有名なようですが、あれは大変そうですね。 ディスクもメモリもたくさん使うようだし、時間も相当にかかりそうです。KNOPPIXのCDを隅々までカスタマイズしようとしたら、HDインストールが必要になるのは分かるのですが、私の場合、以下のような理由から、この方法は早い段階であきらめてしまいました。

  • カスタマイズしたい部分が容量的に少ない。

  • マシン環境が貧弱で、ハードディスクへのインストール〜CDリマスタリングの作業に必要な環境の準備が困難(特に自宅)

  • ハードディスクへのインストール〜CDリマスタリングの作業は、KNOPPIXのバージョンが上がるたびにやり直しになる。

単にCDが遅いからHDを使って速くしたいだけなら、もう一つの方法があります。CDの内容をHDにコピーし、grubをつかって起動する方法です。cloopでマウントされるKNOPPIXの中核ファイルKNOPPIX/KNOPPIXも、そのままコピーしてしまいます。ブート時は、このコピーされたHD上のKNOPPIX/KNOPPIXをcloopでマウントしてKNOPPIXを起動します。このコピー先のHDにはext2パーティションの他に、FATやFAT32パーティションも使えます。私の場合は、Windowsをメインに使っている関係から、もっぱら、FAT32パーティションを使っています。

この方法でのインストール方法を以下に示します。なお、以下の説明では、下表のようなドライブ構成になっていることを想定して説明します。実際のドライブ構成に合わせて読み替えてください。

ドライブ 項目 内容
e: CDROM KNOPPIX起動CDを入れておきます。
d: FAT32
パーティション
KNOPPIXをインストールするFAT32パーティションです。空きは1GB程度残っています。
KNOPPIXからは/dev/hda2でアクセスします。

 

Windowsを起動し、以下のファイルをFAT32パーティションにコピーします。

 

2012年5月16日水曜日

Vistaのカーネル変更を許可するAPI、サービスパック1で実装へ - ITmedia エンタープライズ


 Windows Vistaの64ビット版には、サードパーティー製ソフトウェアがカーネルに変更を加えることを困難にする「カーネルパッチ保護」機能が導入されている。だが、この機能は、セキュリティユーティリティソフトウェアの正規の開発者が、Windowsカーネルに悪意ある変更が加えられていないかを監視する製品を開発することも困難にする。ユーティリティソフトウェアベンダー、政府の競争当局、Microsoftによる公の場での激しい議論を経て、同社は、カーネルの特定の動作の監視を可能にするAPIを提供することに同意した。

 Microsoftは2006年12月にこのAPIの最初のドラフト仕様をリリースし、レビューとコメントを求めている。このAPIはVista SP1で正式に実装される予定だ。しかし、このサービスパックのリリース時期はまだ発表されていない。

カーネルパッチ保護とは何か、なぜ物議を醸したのか

 カーネルの保護方法をめぐる議論が公に行われるようになったのは、Vistaが2006年11月のリリースを前に最終テストに入ってからだった。だが、カーネルパッチ保護機能は2005年5月から、Windows XPとWindows Server 2003の64ビット版で提供されていた。どちらもそれほど普及していなかった(ほとんどの64ビットコンピュータには、まだ32ビットOSが搭載されている)ため、以前はこの新しいカーネル保護方法についての不満はほとんど表面化しなかった。